ロヴァース法の基本スタイル-実施の年齢と総時間
ロヴァース研究所は、彼らの応用行動分析は、年齢に関係なく何らかの効果を生み出すとしています。しかし、3歳から4、5歳までの間に開始されるケースが最も効果が出るとしています。ロヴァース研究所のホームページでは、2歳から8歳の間に開始され、12歳以降は別種のサービスに移行した方がよいとしていますので、12歳を狭義のロヴァース法の適用の上限としていると思われます。
ロヴァースの「療育的アプローチは家庭で親が行い、セラピストの方が週に1、2回、自閉症児の家庭に行って進ちょく状況をチェックし(専門家が直接教える時間は週に6〜12時間とれています)、次に重点を置くべき課題を親に指示する」という方式です。
ロヴァース法は、基本的には、学習のための小机などの特別なスペースを用い、セッションという 特別な時間の設定のもとに、プログラムが事前に決められた段階づけられたドリル的なやり方をします。(このような進め方をディスクリート・トライアルといいます)
「スキルを獲得するためのエクササイズ」に費やす時間は、3〜5分間。次に、同じく3〜5分間、自由時間を与え、それが終わるとまた3〜5分間エクササイズを行います。これを繰り返した後に、1時間ごとに10〜15分間の休憩時間を与え、トータルで2〜3時間を1セッションとします。自由時間・休憩時間には学習したことの「赤のブロックの上に載っけたのは何色のブロックなの?」などと言葉をかけます。
週に35〜40時間の家庭療育します。
このペースで、少なくとも2年間は毎日継続するというのがロヴァースらの考えでした。